全国大会には北海道から沖縄まで、たくさんの小学校・中学校の子供たちが参加しています。
この元気な子供たちを育てた地域、市町をピックアップしてご紹介いたします。
第11回大会出場
学校名:私立鹿児島純心女子中学校
チーム名:SMILE POP HEART
鹿児島市は「桜島」の前に約60万人の人口を有し、活火山と人が共生する世界的にも珍しい都市です。江戸時代に島津氏の城下町として発展、19世紀以降はヨーロッパの機械文明を取り入れた研究が盛んで、いちはやく近代工業化が進みました。それが後に明治維新の原動力となったのはあまりにも有名です。また、九州では唯一コアラに出会うことのできる平川動物公園や島津家の別邸「名勝仙巌園」など、歴史的建造物をふくめた観光名所も充実しています。平成元年には市制施行100周年を迎え、南九州の中核都市として発展を続けています。
第11回大会出場
学校名:肝付町立宮富小学校
チーム名:Shining stars
肝付町は、本土最南端の鹿児島県大隅半島に位置する人口14,000人のまちです。約900年の歴史を誇る伝統行事「流鏑馬(やぶさめ)」や日本最南端の前方後円墳がある塚崎古墳群があり、雄大な自然と豊かな緑にいだかれた風光明媚な面を持ちます。一方、世界に誇る最先端固体燃料ロケット「イプシロン」の発射場である内之浦宇宙空間観測所を有し、「自然」、「歴史」、「科学」が織りなす町です。また、県内随一の水揚げ量を誇る伊勢海老は、親しみを込めて「えっがね」と呼ばれ、春と秋には「えっがね祭り」を開催しています。
第11回大会出場
学校名:沖縄市立コザ中学校
チーム名:AZarashi
沖縄本島中部に位置する沖縄市は、エイサーや三線、琉球舞踊などの沖縄文化と、ロックやジャズなどの異文化が融合した「チャンプルー文化」といわれる独自の文化を創り出しています。また、スポーツ、ダンス、音楽、グルメ、イベントなどのさまざまな観光コンテンツが充実しています。特に、2021年に完成した沖縄アリーナは、プロバスケットボールチーム琉球ゴールデンキングスのホーム会場として総観客数がBリーグ内1位となったとともに、FIBAバスケットボールワールドカップ2023の開催地となるなど、スポーツのまちとして盛り上がっています。
第11回大会出場
学校名:バンコク日本人学校
チーム名:MOON ASIA
タイは東南アジアの中部に位置し、熱帯モンスーン気候に属しています。乾期(11月~3月)、暑期(4月~5月)、雨期(6月~10月)と、季節は主に3つに分けられ、年間の平均気温は約29℃と高温多湿です。北部の山岳地域では深夜や早朝に0℃近くまで気温が下がることがある一方で、最も暑い4月では40℃を超える地域も多数あります。また、国民の9割以上が仏教徒の仏教国で、三大寺院と呼ばれるワット・プラケオ、ワット・アルン、ワット・ポーをはじめ、いくつものお寺が観光地として有名です。また、地域によって異なるバラエティ豊かな食文化や、LGBTの人々が自然に暮らせる環境が多く、社会に浸透している点なども魅力のひとつです。
第11回大会出場
学校名:在中華人民共和国日本国大使館附属北京日本人学校
チーム名:じゃーよ!!
学校名:上海日本人学校浦東校中学部
チーム名:SJS Dance Club
北京は中国の北東に位置し面積は東京都の約7.5倍で人口は約2200万人。中国の首都であり、政治のみならず経済や文化の中心地です。市街地は山に囲まれた盆地に広がっており、春と秋が短く、夏は猛暑が多い一方、冬は気温が氷点下になることもあります。また華北地方では最も降水量が多い地域です。「万里の長城」や「故宮博物院」など有名な観光スポットも多く、世界中から観光客が訪れる都市でもあります。2007年の北京オリンピック以降はとくに、目覚ましい中国の経済発展を三大都市の上海・広州とともに牽引してきました。
上海市は中国を代表する都市のひとつで東シナ海を臨む長江デルタ地帯に位置しています。面積は東京都の約2.9倍。人口は約2400万人で1842年の南京条約による開港以降に大きく発展しました。黄浦江(こうほこう)という川の東側にある高層ビル群は中国の著しい経済発展を象徴する景色として有名ですが、同じ川の西側、外灘(バンド)地区には、租界地時代に建築された西洋式建築物が数多く、今はアパレルや飲食店などが入り営業しており川の東側とは対照的にレトロな雰囲気を醸し出しています。