全国大会には北海道から沖縄まで、たくさんの小学校・中学校の子供たちが参加しています。
この元気な子供たちを育てた地域、市町をピックアップしてご紹介いたします。
第10回大会出場
学校名:西脇市立西脇中学校
チーム名:uー68日本代表
チーム名:オザキング帝国
西脇市は、兵庫県のほぼ中央にあります。東経135度と北緯35度が交差する「日本列島の中心」に位置することから、「日本のへそ」のまちとしてPRしています。日本のへそには、大正と平成それぞれの時代に発見された2つのへそ地点が存在しており、標柱やモニュメントを設けて交差点を示しています。周辺には「日本へそ公園」や経緯度をテーマにした科学館を整備するなど、ユニークなまちづくりを展開しています。また、「へそ」や「中心」を名乗る全国の市町村で構成する「全国へそのまち協議会」に加盟し、地理的な特性を生かした交流にも取り組んでいます。
西脇市は、地場産業のひとつ「播州織」の繁栄によって発展を遂げてきました。糸を先に染め、染め上がった糸で柄を織る「先染織物」という手法が用いられる播州織は、自然な風合いや豊かな色彩、良質な肌触りが特長。原材料の綿花の栽培に適した温暖な気候で、染色業に不可欠な水資源に恵まれた土地であったことから織物業が発展してきました。昭和期には、西日本各地から多くの労働者が集団就職で本市にやってきました。ご当地グルメ「播州ラーメン」は若い女性労働者の口に合うように作られたといわれており、スープが甘いことが特徴です。
第10回大会出場
学校名:岡山大学教育学部附属小学校
チーム名:ブルーバード
チーム名:shining light
岡山市は、岡山県の中南部に位置する人口約72万人の政令指定都市で、マスカットや白桃など高級フルーツの産地として全国的に知られています。古代に吉備と呼ばれた岡山では、吉備津彦命(きびつひこのみこと)による温羅(うら)と呼ばれた鬼を退治した伝説が語り継がれ、昔話「桃太郎」の原型になったとされています。岡山市西部には、この伝説を伝える文化遺産が数多く残されており、吉備津彦命を祀る吉備津彦神社や吉備津神社、古代吉備の勢力を伝える造山古墳など、28の構成文化財が織り成すストーリーが平成30年5月に日本遺産として認定されました。
岡山市は、岡山県の中南部に位置する人口約72万人の政令指定都市で、マスカットや白桃など高級フルーツの産地として全国的に知られています。市内中心部には、岡山城や日本三名園の一つとも言われる岡山後楽園があり、豊かな自然と文化が調和した都市空間を形成しています。岡山城は、戦国時代の大名・宇喜多秀家によって1597年に築城され、黒塗りの外観から「烏城(うじょう)」と呼ばれており、全国的にも珍しい不等辺五角形の天守台をしています。令和の大改修を終え、2022年11月3日にリニューアルオープンしました。
第10回大会出場
学校名:福山市立松永中学校
チーム名:もーりーzoo
チーム名:蘭漢
藤枝市は静岡県の中部に位置し人口は約14万人。サッカーのまち、お茶のまち、文化・歴史のまちとして知られ、豊かな自然と温暖な気候、清らかな水に恵まれた、四季折々の花々を楽しむことができるまちです。朝ラーメンやスイーツ、地酒など特産品も盛りだくさん。毎年、4月下旬から5月上旬に開催する「藤まつり」には、市内外から多くの人が訪れます。古くから東海道の宿場町としてにぎわい、現在は東海道本線や国道1号、東名高速道路、新東名高速道路が通る交通の要衝となっている本市は、「住んでよし」「訪れてよし」の魅力あふれるまちです。
広島県福山市は瀬戸内海のほぼ中央、広島県の東南部に位置する人口約46万人の拠点都市です。四季折々の美しさを見せる自然や温暖な気候により、100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」として知られています。ばらのまちづくりは住民が戦災の復興を願い「荒廃した街に潤いを」と約1,000本のばらの苗を植えたことから始まりました。市内の至る所にばら花壇が作られ、毎年5月には福山市最大のイベント「福山ばら祭」を開催するなどばらを通じた様々なまちづくりに取り組んでいます。また2025年にはばらに関する国際会議「世界バラ会議」が開催されます。
第10回大会出場
学校名:吉野川市立鴨島第一中学校
チーム名:2年1組
吉野川市は、徳島県北部の中央に位置し、全国有数の清流「四国三郎」吉野川と阿波富士との別名のある高越山などの山々に囲まれた人口約4万人の自然豊かなまちであり、商業地や住宅地もあれば、山村地域、過疎地域もある、日本を凝縮したような、ほど良い田舎暮らしのできるまちです。また、合併前の「麻植郡」の名称は、古代、阿波忌部が麻を植えたことから由来し、新天皇即位後に 初めて行われる新嘗祭である「大嘗祭」には、麻でつくられる麁服(あらたえ)をこの地でこしらえ、皇室 に調進しています。さらに阿波忌部に由来する阿波和紙が伝統産業として受け継がれているなど、歴史と文化の香り高いまちでもあります。
第10回大会出場
学校名:西条市立楠河小学校
チーム名:西条市立楠河小学校4年
愛媛県西条市は、南は西日本最高峰の石鎚山、北はおだやかな瀬戸内海に抱かれ、豊かな自然と清らかな水の恵みに育まれたまちです。気候は温暖で、豊富で良質な自噴水「うちぬき」に代表される豊かな自然環境をはじめ、魅力的な観光資源も多く、それらを活用した若手起業家がたくさん集まっています。また、「水の循環が感じられるアウトドアのまち」を目指し、本市の豊かな地域資源を活かしたアウトドア活動の促進による地域経済の活性化も進めています。近年では、「住みたい田舎ベストランキング」の若者世代部門で3年連続全国第1位を達成するなど、若い世代の活力に満ち溢れたまちです。