昨年度の第7回大会は自由曲部門でエントリーしましたが、全国大会に進むことができず、悔しい思いをしました。その悔しさを糧に、子供たちは、「全国大会出場」という目標をたて、全員で心を一つにして今大会に臨みました。
難しかったことは、振りを考えることでした。子供たちは、「Foorin」の振りの印象が強かったということと、ディスタンスを保たなければならないことから、新しい振りを考えることに苦戦していました。それでも、今までの踊りの経験やダンスの映像を見ることで得た知識を活用して、素晴らしいダンスを完成させました。
自分たちでつくりあげたダンスを楽しそうに踊る姿、全国大会出場を知ったときの喜ぶ姿、インターネットを通じて自分たちのダンスを嬉しそうに見ているキラキラした目を、私は忘れることができません。この大会を通して培った、13人の粘り強さと友情で、今後さらに成長してほしいと思います。
コロナ禍ということもあり授業や練習などで集まれない時があったり、1mの距離をとりマスクをしたりと、ダンスの指導とコロナ禍で必要な指導を同時に行うのはとても大変でした。しかし、わからないところは少人数で集まって練習するなど、生徒達はとても努力と工夫をしてくれました。最初は、うまく踊る事ができなくて不安を言っている生徒が居ましたが、お互いに励まし合い練習していく姿にとても感動しました。また、とてもパワーのある学年なのでDVD撮影のとき、何度失敗しても笑顔で「よし!もう一回!」等声掛けができていたのも素晴らしかったと思います。自分のためだけでなく、皆のために一生懸命踊る事ができたからこその結果であると思います。一緒に頑張ってくれて本当にありがとう、とても楽しかったです。来年も、皆さんが作ってくれた結果を超える表現ができるように頑張りたいと思います。そして、コロナ禍で大変な時期に運営して頂いた皆様にも感謝でいっぱいです。素敵な経験をありがとうございました。
「え?本当ですか?」全国大会出場が決まった時の信じられないというような表情を今でも覚えています。
今回の取り組みを振り返ると、初めは規定振り付け部分をなかなか上手に踊ることができませんでした。しかし、お互いに教え合うことで徐々に踊れるようになりました。そして最大の難関は自由振り付け部分でした。今年は声を出すことができない、近づくことができないなど様々な制限があり、とても苦労しました。しかし、そんな中でも生徒たちはルールを守り、最大限の工夫をしてくれました。生徒たちの創造力には、驚きの連続で、何度もワクワクさせてもらいました。3年生のみなさん、楽しい時間をありがとうございました。ダンスを通して「One Team」になることができました。
最後になりましたが、このような大変な状況にも関わらず大会を開催していただいた関係者の皆様、応援してくださった保護者の皆様に感謝申し上げます。