今回で3回目の出場をさせていただきました。先輩たちが立った大舞台に今年も6年生の子どもたち23人が立つことができたことは、台場小学校としても大きな喜びでした。最高学年としてスタートした4月からダンスの振付を考え、練習に励んできました。単学級で6年間過ごしてきた子どもたちの絆はとても強く結ばれています。なかなか練習に気持ちが入らない時もありましたが、お互いに励まし合いながら楽しんで踊ることができました。
本番ではトップバッターとしての緊張や不安もあったようですが、自分たちのやってきた練習の成果を十分に発揮してくれたと思います。「やるべきときには全力でやる」という気持ちを高めることができたふれあいコンクールでした。この経験を誇りに、中学校でもさらに活躍できることを願っています。関係者の皆様、本当にありがとうございました。
特別支援学級の生徒も含めた3年生女子全員で踊り大会に出場することを大事にしてきました。授業スタート時には練習に参加することができない仲間もいましたが、そんな仲間に寄り添い、支え、教えてくれる仲間に心動かされ、全員で授業を行い、本番を迎えることができました。
また、全国大会出場にあたり、地域の方々に支えられていることを深く実感することができました。応援メッセージをいただいたり、旅費を支援していただいたりと、様々な方面から助けてもらったことに本当に感謝しています。
何年か先、この子たちが大人になったとき、この経験を思い出し、地域を支え、ふるさとに貢献できる社会の一員に成長していることを願っています。
高知県予選の時には、全国大会に出場するという目標に向かって、クラスの全員が前向きにダンスの授業に取り組み、難しいところも教え合いをしていくことで、関わり合いが増えていき、友達関係もより深まっていきました。運動が得意な生徒もそうでない生徒もみんなが頑張れば踊れる振り付けなどを考えてもらったこともあり、最初から最後まで踊っている生徒の表情はとてもよかったです。全国大会出場が決まってからは、目標を達成してしまい、少しモチベーションが下がってもおかしくなかったのですが、携わっていただいた先生達の声かけのおかげで、全国でも自分たちの精一杯のダンスをしようと練習に励んでいました。自分たちの当時のダンスのできに満足することなく、踊っている動画を見ながらグループで教え合っていきました。ここでも関わり合うことが増えて、さらに友達関係が深まっていきました。本番でのダンスは、他の学校と比較するとまだまだと思うところもあったかもしれませんが、自分たちが練習してきた成果を充分に出し切ってくれたと思います。ダンス終了後の生徒たちの表情がそれを物語っていました。運動が得意でない生徒もたくさんいる中で本当によく頑張ったと思います。今回このような体験ができたことは生徒の一生の思い出になると思います。
高知県予選から、全国大会が終了するまでの全体の活動を通して、生徒たちに見られた変化は、目的意識と友達関係の深まりではないかと思います。目標を達成するために自分たちに何ができるのか考え、行動していく力が成長しました。そのおかげもあり、3学期に入り、目標や目的を意識した行動が増えたことはもちろん、意識しやすい目標を立てようと努力する姿も見られるようになりました。友達関係の深まりについては、上記の通りです。