全国大会に参加するにあたり,学級での意気込みを話し合い,一人一人のやる気が増し,「最高のダンスをしよう」という気持ちが高まりました。しかし,全国大会ということもあり,不安もあったことは間違いありません。不安と緊張を抱え,それを乗り切る力となったのは,同じ目標をもって取り組む仲間の力があったからこそだと思います。ダンスを踊り切った時の子どもたちの満足感いっぱいの笑顔,第2位と発表され,「やったあ」という達成感が3学期スタートの子どもたちの表情に変化を与えました。子どもたちの気持ちの中には,「やれば何でもできる」そして「仲間がいれば大丈夫」という意識が高まったように思います。この調子で,卒業までたくさんの思い出「あしあと」を残していきたいと思います。一人一人にやる気と何でも挑戦しようというパワーを与えてくれたふれあいリズムダンスコンクール。子どもたちにとって最高の思い出になりました。
3年間のダンスの授業の集大成として、今回は3年生の3クラスがエントリーしました。その中の3年2組Dancing Beatsが全国大会に選ばれ、結果を伝えると喜ぶわけでもなく、「どうして私たちが?」と、むしろ戸惑っていました。
自分の気持ちをストレートに伝えたり、表現することが苦手な生徒が多く、練習場面ではリーダーが空回りし、ぶつかる場面もありました。しかし、BLITZに行きたいという気持ちを誰もがもっていたため、朝・昼の練習に加えて休日も練習し、出発の数日前にようやく演技が完成しました。今回、リーダーはダンスの創作よりも、クラス全員の気持ちを同じレベルにまで高めることに苦心しましたが、本番直前での練習で、初めてクラスが一体となる演技ができ、何よりも本人たちが一番驚き、感動していました。クラスの絆を深めるだけではなく、全力を出し切り、本気になることを教えてくれた本大会に感謝します。
昨年、全国大会に出場した先輩たちの後に続けと、今年も「目指せ、全国!!」を目標に、コンクールに挑戦しました。全校生徒23名の小さな学校で、3年生はそのうち9名。昨年よりも人数が少ない上に、表現することが苦手な生徒が多いので、果たして本当に作品が完成するのか不安もありました。最初はなかなか進まずに苦労したけれど、クラス全員でアイディアを出し合い、隊形や動きを考えていきました。動きがなかなか覚えられない生徒にみんなで教え、練習を重ねていく内に、クラスのつながりがさらに深くなっていったように感じました。眩しいスポットライトを浴びながら、初めて全国という大きな舞台で踊ったこと、踊り終わった後の達成感など、どれも貴重な体験でした。全国というステージで精一杯頑張り、やり遂げたことが自信となりました。中学校生活の最後に最大の思い出を作ることができ、感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。