これまで4年間、この子供たちと一緒にダンスに取り組んできました。昨年までは規定曲部門に参加していましたが、今年は自由振付部門に出場することに子供たちと決めました。子供たちの中に自分たちですべて振り付けを考えたいと思いが生まれていたからです。そうした前向きな気持ち、みんなで一つのものを作りたいという気持ちがとても嬉しかったです。しかし、1からダンスを創ることは本当に難しかったです。試行錯誤しながら、よりよいものを作り上げていく子供たちの姿に大きな成長を感じました。そして、全国大会出場校が発表された日、結果を見て感激のあまり涙する子供たちでした。ダンスをとおして、一つのことをみんなで成し遂げる大切さを子供たちは学ぶことができました。この経験を今後の人生に生かしてほしいと切に願っています。最後に、このコンクールを企画、運営していただいた方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
「全国大会出場・入賞」を目標に置いて授業を進めた訳ではなかったため、全国大会出場には大変驚きました。本コンクールに向けて練習を重ねていく中で、全員の振付がそろったり、個性溢れる振付が決まったりして完成度が上がっていきました。また、練習中は生徒同士で細かく振付を確認するなど主体的な学びが生まれ、生徒の成長につながりました。今回は入賞とはなりませんでしたが、他チームのレベルの高さや審査員の方々との交流を通して、今年度で閉校になる本校にとって、生徒にとって良い思い出になったと思います。このような機会を与えてくださったすべての皆様に感謝を申し上げます。
「岩手緊急事態宣言」発令。「感染症対応を行いながらできる授業はこれだ。」と感じ、初めて大会に挑戦しました。1年2組は、当初チーム編成などの話し合いで意見の違いから活動が停滞することもあった学級でした。最終的には4つの個性を持った作品を作り、応募することができました。「全国大会へ通過」に驚き、大会に参加することにとまどう生徒もいるのが実情でした。しかし、実行委員が先頭に立ち、仲間の意見を取り入れ、4チームの良さを生かした作品を完成させました。学級では、実行委員に協力し、自分たちの作品を完成させようと粘り強く取り組む姿が見られ、その成長に感心させられました。また、生徒の新たな一面を知ることができ、持っている能力に驚かされる日々でした。子どもたちにとっては、作品づくりを通して様々なことを学び、貴重な経験となったことと思います。このような場を提供していただいた大会関係者の皆様に感謝いたします。