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中学生部門

 ダンスが得意な生徒、苦手な生徒がいる中で、「生徒が一生懸命になることができる目標を」と思い、エントリーさせていただきました。【全国大会出場】を目標に掲げ、生徒主体となって、お互いがお互いの個性を理解し合い、「もっと動きを大きく!」、「笑顔で!」と声をかけ合い、練習に取り組んでいる様子が印象的でした。また、何度も何度も自分たちのダンスを撮影、チェックし、考え・気づきを積極的に伝え合う様子に生徒の成長を感じました。
 全国大会出場が決まった後、練習は数日しかありませんでしたが、【日本一笑顔、日本一楽しく】のテーマのもと、東京という最高の舞台で、生徒の本気の姿が輝いた2分間だったと思います。生徒には、ダンスを通して学んだことを今後の学校生活でいかし、さらなる成長につなげていってほしいと思います。
 最後に、全国大会出場にあたり、サポートしてくださった保護者の皆様や地域の方々、学校関係者の皆様、大会関係者の皆様に心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

  • 井原市立芳井中学校
  • チーム名:Stars ~1人1人の輝き~
  • 小田 拓磨 教諭

 『個性爆発ドッカーン』それが2年1組のキャッチコピーです。4月には多くの生徒がこのクラスは個性が強すぎてまとまらないと嘆いていました。そんな1組が1つ1つの行事でそれぞれの想いを話し、クラスがまとまりつつあるときにチャレンジしたのがこのふれあいコンクールでした。
 寝屋川10中が全国の舞台に立つのは3年振りで、大好きで尊敬する先輩たちですら立てなかったこの舞台に対する不安もありました。また同じく全国出場を目指した2年3組も予選を通過できず、隣で涙する姿を目にしました。それまではダンスに対する苦手意識や練習の厳しさに弱音を吐く場面もありましたが、先輩たちの想い、3組の想いを感じてからはその空気が一気に変わり、本気で全国優勝を目指してきました。
 互いに認め、生かし合い、本番の舞台では一気に爆発させることができた1組の個性。そのダンスは120%の力を出し切った本当に素晴らしいものでした。優勝できず涙する姿もありましたが、全国3位は彼らの成長の証。胸を張ってほしいと思います。

  • 寝屋川市立第十中学校
  • チーム名:ハットマンJr
  • 鳩間 智博 教諭

 今回初めて全国大会に参加させていただきました。4月にこの大会があることを学級のリーダーに伝えたところ「ぜひ参加したい」という声がほとんどでしたが「クラスがまとまっていけるのか不安」の声があったのも事実です。クラス全体に話した時は「東京に行きたい」という意見でまとまり、夏休みの体育祭の練習と並行して取り組みがスタートしました。初めてのことで、私自身が内容をよく把握していないことが多く変更の連続でしたが生徒全員がリーダーを中心に前向きな取り組み続けることができました。県予選に参加し、全国大会出場が決まった時の「やったー」という歓声が今でも忘れることができません。3年生は進路に向けて、また、学校の様々な行事のリーダーとして多忙な中、体育の授業以外ではほとんど時間が取れずに本番を迎えました。当日の会場の熱気や他校の完成度の高さに圧倒されながらも、自分たちにできる精一杯のダンスを披露することができました。みんなで一つのものを創り上げた経験は何事にもかえることができない財産となり、大きな自信になりました。これからも様々なことに挑戦し、たくさんの経験を自分の力にしてほしいと思います。ダンスの指導をしてくれた清家先生をはじめ、このような機会を与えてくださった全ての皆様に感謝申し上げます。

  • 四万十市立西土佐中学校
  • チーム名:Happy Big Smile
  • 柿内 英紀 教諭

 鹿児島県代表として、2回目の全国大会(自由曲部門)に出場させていただきました。本校では、保健体育の授業の中で、中学1・2年生は現代的なリズムのダンスに、中学3年生は創作ダンスに取り組んでいます。9月の体育祭が終わり、中学1・2年生はこのコンクールに向けて授業時間と昼休みに一つの目標に向かって一生懸命練習する姿がみられ、学校が活気と熱気につつまれました。今年の鹿児島県予選はDVD審査が行われ、全国大会に本校の1年B組が代表で選出され出場させていただきましたが、生徒たちは踊ること以外にも貴重な体験ができたようです。初めての東京、慣れない満員電車での移動、初めての大きなコンクール(舞台)で踊るということで、舞台袖で緊張する生徒もいましたが、お互いに励まし合いながら本番を迎えていました。本番は、「“B”smile」で全力で踊ってくれたと思います。コンクールに出演するにあたり、全国小・中学生リズムダンスふれあいコンクール実行委員会の皆様、鹿児島県予選を開催していただいたMBC事業部の皆様、その他応援していただいた多くの皆様に感謝しております。東京から帰る飛行機の中で、「5位入賞」という結果を聞くことができ、生徒たちは「来年また頑張ります」と笑顔で終えられたコンクールになりました。本当にありがとうございました。

  • 私立鹿児島純心女子中学校
  • チーム名:“B” smile
  • 本坊 涼子 教諭

 日常なかなか経験できない「全国」という舞台。そこに立つチャンスを得た生徒たちはもちろん学校全体は大いに盛り上がる。全校体制での応援。生まれる一層の活気。ダンス全国大会は、かけがえのない経験である。
わが校は東日本大震災で津波の被害に遇い、復興へ向けて全国から沢山の支援を受けた。元気に活動している姿を全国の皆様へ届けたい。勝敗はともあれ我々が出演する一番の目的はそこにある。それを達成することはできたのではないかと思う。 
 生徒の変容としては、大きく4つだ。全国の舞台で演技をするという意識から積極的に挨拶する姿や、人のために行動しようと意識する生徒が増えた。リーダーという立場で、集団をまとめながら、より積極的になった生徒が輝きを放ったこと。ネガティブ思考な生徒が前向きになり他の活動にも活発に取り組むようになったこと。休みがちだった生徒がダンスで学校へ来るようになり、全国の舞台で踊れたこと。この4つである。
 1つの目標に向かって頑張ることで生徒がこのようにより良く変容することを実感した。このダンスで得られたかけがえのない経験を大切にし、今後も良い循環を続けていけるようにしたい。

  • 仙台市立高砂中学校
  • チーム名:Blue Soul '19
  • 菊池 元一 教諭

 今回は、自由曲部門、規定曲部門の両部門に出場させていただきました。自由曲部門の3年生は初出場で3年間実行委員を務めた生徒が主になり、自分たちの学校生活を振り返った作品を作り上げました。初めての自由曲部門でしたので、生徒達もどのように進めるかをクラス一つになって考え進めてきました。1年生は初の県大会で優勝し、全国大会に臨みました。トップバッターということで、緊張していましたが、自分たちのダンスを披露できました。毎回レベルアップしていく中で、レベルの高い意識を持った同じ世代の仲間の姿を見、経験できることはとても貴重であり、生徒たちの成長も大きいです。ダンスが必修となり、指導要領の目的に沿った本大会は、中学生の成長過程になくてはならない宝物だと思います。本大会がますます盛況となりますよう願います。そして、来年も参加できるよう、生徒達と日々授業を大切に、一致団結して頑張りたいと思います。素晴らしい大会をありがとうございました。関係者の皆様に心から感謝いたします。

  • 私立桜の聖母学院中学校
  • チーム名:S-girls♡/ HAVE DREAMS AND SMILE
  • 鈴木 敬子 教諭

 昨年に引き続き参加をさせていただき、生徒、教職員ともに貴重な経験をさせていただきました。今年はダンスを通して何を表現するか。何を観客に伝えるか。この2つをテーマにして取り組んできました。
ダンスリーダーの7名が夏休みから一生懸命振り
付けを考えました。歌の歌詞から振り付けやフォーメーションを考え、今という時間を大切に、みんなで愉しく生きていこうというメッセージを発信できるよう練習に取り組みました。
 練習をしていく中で、うまくいくこともあれば、意見が分かれ衝突することもありました。しかし、その問題をクラス全体で話し合うことにより、互いを認め合い、尊重し合い、助け合いながら団結を深めていきました。その「過程」が今後の人生の大きな財産になると思っています。
 全国大会では目標の「日本一」になることはできませんでしたが、生徒たちから見えた「悔しさ」や「達成感」「充実感」から確かな成長を感じました。

  • 珠洲市立緑丘中学校
  • チーム名:ENJOY Z7
  • 滝口 昂陽 教諭

 1年生からふれあいコンクールに取り組んできました。昨年度、全国大会に出場したものの、全国のレベルの高さに圧倒されました。全国のステージで踊ることができた喜びと、悔しさの両方を味わいました。もう一度、全国の舞台へ行きたいと、より強い決意を持って、ダンスの授業に取り組みました。中学校生活最後となる今年は、集大成となるダンスにしたいということで、天羽中学校校歌でダンスを作ることにしました。来年度統合し、新たな一歩を歩み始める天羽中学校は、校歌が新たな物になることが決まっています。52年間歌い継がれた伝統ある校歌を、全国の舞台で響かせたいという思いも、生徒の中にあったそうです。強い決意と目標を持って、練習を始めました。1からダンスを作るのは本当に大変で、何度も何度も話し合い、お互いに意見をぶつけ合う姿を何度も目にしました。また、校歌の編曲を担当してくれた先生のアドバイスで、自分たちの歌声を入れるなど、多くの先生方も関わってくださり、応援してもらえる事のありがたさを、生徒も私も常に感じて、ダンスに取り組んでいました。少しずつ作り上げていき、完成が近づいてきたときの生徒の表情は、本当にうれしそうで、生徒の心が1つになっているんだと感じることができる瞬間でした。ダンスを通して、よりよい物を求めようと自分たちの限界まで動き、突き詰めていく姿は、普段の生活では見られない物で、ダンスの力を感じました。初めての自由曲部門での出場、不安もたくさんありましたが、生徒が自信を持って、自分たちを魅せようと全力で踊りきった姿は、やりきった気持ちがあふれていました。惜しくも入賞は逃しましたが、3年間のダンスの授業を通して、仲間と同じ目標に向かって1つの作品を作り上げる、そこから得られる達成感や感動を味わうことができたのではないかと思います。ふれあいダンスに取り組むことで、生徒共に試行錯誤しながら、同じ気持ちを共有して全国の舞台まで取り組むことができたと感じています。3年生が3年間ふれあいダンスに取り組んでくれたおかげで、ダンスが1つの伝統になろうとしています。今年の3年生を見て、今の2年生も新しい校歌でダンスを作ることを楽しみにしています。授業の取り組みの中で、全国大会を目指せることは、生徒にとっても良い機会だと思います。今年の3年生の思いを引き継ぎ、新たな天羽中になる来年度も、生徒のたくさんの笑顔と感動あふれるダンスの取り組みができるように、頑張っていきたいと思います。

  • 富津市立天羽中学校中学校
  • チーム名:ミス・てんばーす
  • 小泉 克恵 教諭

 板取川中学校では、ダンスが伝統となっています。平成29年度、30年度と2連続で文部科学大臣賞を受賞しました。今年度の取り組み方について2年生全員で話し合い、「3連覇」を目標に掲げ、その目標に向かって大きな成長を遂げました。ダンスでもっと声が出せるようにと日常の挨拶の声を大きくしたり、練習時間を少しでも確保するために時間前行動を意識したりしました。一人が欠けても最高のダンスにはなりません。だから、「全員で」を合言葉に、クラス一丸となって取り組みました。自分の役割を懸命に果たそうとする姿や仲間のために必死に声をかける姿を目にして、何度も感動しました。そして、大会が終わった今でも、この高まった姿を継続している生徒を誇りに思います。私たち教師も生徒と一緒になって悩み取り組んだ半年間でした。目標の3連覇には届きませんでしたが、生徒一人一人の成長を間近に見ることができたことに心から感謝をしています。

  • 関市立板取川中学校
  • チーム名:三代目 板取川 Challengers
  • 星野 陽介 教諭

 チーム全員で1つの目標に向かい取り組むことで得たものはとても多かったように思います。ダンスの取り組みを始める前は、文化の違いもあり欠席や遅刻が多くありました。しかし、時間がたつにつれ[チームにとって一人ひとりは必要な存在であること、みんなのために頑張る事の意味]を考えてくれるようになりました。気持ちが変わると、生徒達の態度は次第に変わっていき、自分たちで教えあい、振付の確認をし合い心も技術も成長していきました。授業と週に2回程度の練習しか出来なかったけど、毎回の練習が私はとても楽しく、時間を重ねるたびに生徒達への思いも増していきました。そんな彼らが、初めての全国大会の舞台で特別賞を頂けた事は、本当に嬉しく思います。この、取り組みと経験が生徒達全員の今後に生かされる事を願っています。貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。関係者の皆様、準備や運営ありがとうございました。

  • 津市立東橋内中学校
  • チーム名:Let's enjoy starting the 東中☆
  • 花井 彩乃 教諭

 2年連続で出場させていただきました。前回は、初出場ということで右も左も分からず、「雰囲気を味わうこと」が目標でしたが、今回は体育の授業で取り組む前から、「全国大会に出場して、入賞する」ことを目標にして取り組んできました。入賞するという目標は実現させることができませんでしたが、大きな目標を実現させるために、全員が同じ方向を向いて努力する姿は、やはりあの全国小中学校リズムダンスふれあいコンクールという大きな目指すものがあるからだと思います。今回見せてくれた団結力は、きっと何年後に大きな財産になることと思います。そのような機会に巡り会えたことに感謝したいと思います。

  • 福井市安居中学校
  • チーム名:モアイ AGO'S
  • 伊部 雅之 教諭

 今回初めて参加させていただきました。このような貴重な場を設けていただいた感謝の気持ちと青森県代表として参加できる喜びを全力で表現することを目標に、「やるからにはトップ目指して!」と踊る楽しさを忘れずに励んでいました。全国という舞台、あまりの緊張で踊り終えた生徒の中には、記憶がないと言った生徒もいたくらいです。ダンスが苦手な生徒、内気な性格の生徒も含め、学級全員で挑戦できたことが何よりも大きな財産となりました。一生に一度あるかないかの大舞台。この感動を味わえた喜びは私たちの心に深く刻まれたと強く感じております。胸が熱くなる体験、かけがえのない経験をさせていただいた、全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクールに関わる全ての方々に感謝しております。最後に、青森県大会を開催してくださった、ATV青森テレビ関係者の皆様、強力なサポートをしてくださいまして本当にありがとうございました。この場をお借りして、感謝申し上げます。

  • 平川市立尾上中学校
  • チーム名:NO LIMIT
  • 長内 志保 教諭

 本年度、初めて中学校リズムダンスふれあいコンクールに参加させていただきました。
 体育の授業だけではモチベーションが下がりがちな現代的なリズムのダンスですが、生徒一人一人が主体的にダンス技術の向上、表現力の向上に努めることが出来ました。
 生徒は第3位で不満そうでしたが、私は体育の授業だけであそこまで質の高いものを創れたことは素晴らしいと感じました。他の学校とも交流することが出来ました。今後は、その交流した学校とも、さらに深いかかわりを続けていきたいと思います。

  • 岡崎市立河合中学校
  • チーム名:河合☆☆
  • 高久 幹雄 教諭

 「先輩たちみたいに全国大会(東京)に行ってみたいな」と、数名の女子のおぼろげな思いで地区大会に出場することを決めました。しかし、女子2名が部活動の大会と重なり8名で地区大会に出ることに。「10人揃って踊るためには全国大会しかない」「全国大会で10人で踊りたい」とはっきりとした願いに変わり、踊りを工夫し、ばらばらだった男女が協力し合うようになりました。全国大会出場が決まったとき、本当にうれしそうでした。全国大会が近づくにつれ、もっとうまくなりたい、いい踊りにしたいと、男女それぞれがアイディアを出し合い、教え合い、認め合う姿が見られました。全国大会では、他の学校の姿に心を動かされ、もっと成長したいと感じてくれています。9月から12月、この大会全体を通して成長した10名を実感できました。最後になりましたが、大会運営の皆様、ご支援いただいた能登町、保護者の皆様に感謝申し上げます。

  • 能登町立松波中学校
  • チーム名:AGEHA
  • 小畠 康志 教頭

 4月、田沼西中学校に入学した生徒たちは全国大会出場を目標にしました。 本格的に練習を始めた頃、部活動等で怪我をしてしまい、練習に参加できなくなった友達が3名もでてしまい、ピンチになった1年2組。ダンスリーダーが振り付けや隊形を考え、工夫しました。全国大会は、医師の許可を特別にもらい参加した学級委員長。練習前は必ず、学級担任の石川先生を囲み、気合を入れていきました。元気、笑顔で楽しくパフォーマンスしました。令和元年、佐野市は台風19号により被害を受けました。被災をした皆さんに、2組のダンスで元気を届けたいとクラスで話し合い、大会に臨みました。「緊張したけれど、楽しくダンスができました。被災した皆様にエールが送れたと思います。」と胸を張って話してくれた生徒の眼は輝いていました。
 1年3組は担任の田中先生を中心に全員で、全力で頑張るクラスです。車椅子で生活している友達もみんなでサポートしています。ダンスの振り付けや隊形を考える時、ダンスリーダーたちは、一人一人が主役になることを心がけていました。「全員が輝やいてみえるダンスになりました。」生徒は嬉しそうに話してくれました。大会前日に、転んで怪我をしたのにもかかわらず、「全国大会に出たい。」と懇願した生徒。男女のダンスリーダー2名はインフルエンザに感染、大会当日は欠席になってしまう事態。でも、4月から過ごしてきた仲間の結束力、団結力はすさまじかったです。「リーダーの分まで頑張ろう。」を合言葉に頑張りました。今回、参加できなかった生徒と来年は自由曲に挑戦し、全国を目指そうと約束しました。
 ダンスコンクールを通し、生徒の心と体を成長させてくださった素晴らしい機会をいただきました大会関係者の皆様、応援してくれた保護者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

  • 佐野市立田沼西中学校
  • チーム名:Shining Smile/ 輝け!笑顔と絆☆チームShine
  • 茂木 典子 教頭

 文部科学大臣賞は、エントリーNo.7!発表の瞬間、田沼西中学校は歓喜に沸きました。Lucky7で、2年連続の優勝です。担任の安藤先生は11月に結婚したばかりです。そのお相手は、第6回優勝クラス担任。「妻でも金。夫でも金」みんなで日本一の夫婦にしようとクラスを盛り上げました。選曲も振り付けも子どもたちでやりました。体育の授業、朝、昼練習で、校長先生が喝を入れ、担任の安藤先生がタブレットで撮影し、リーダーを中心にみんなで確認、もっとダイナミックにできる、手が少し早い、笑顔が足りない、体の角度がズレてる、ビデオを戻しては確認を繰り返す。みんな本気で言い合って魂のこもったダンスができあがった全国大会一週間前の練習中、メンバーの女子が右足首を2カ所骨折…普通なら出場は絶望的でしょう。でも強い心で、前日練習から復帰。本番での躍動的なダンスに涙がとまりませんでした。
 他のクラスがどんどん進む中、中々ダンスが決まらない「Smile Friends」1-1。リーダーや体育教員、コーチ、担任の太田先生とみんなでダンスを作り上げました。学校の三大行事では無冠の1-1。初めての賞状をもらおう!!と頑張ります。さらに子どもたちのボルテージを上げてくれたのは、2年連続の密着取材、ディレクターさんやカメラマンさん、ゆりやんさんには本当に感謝しています。おとなしくて優しいリーダーと子どもたちでしたが、大きな声と笑顔で踊れるようになり、みんなの気持ちがどんどん一つになって行くのが分かりました。 大会直前には、3年生と有志たちがダンスで激励をしてくれました。全国に出場できなかった仲間がお守りを作ってくれました。全国大会当日、早朝から、たくさんの応援の姿がありました。会場では多くのスタッフの方々に支えられ、このリズムダンスコンクールに携わってくださった全ての方々に感謝し、感動を与えてくれた子どもたちに、心からありがとうの言葉を贈ります。

  • 佐野市立田沼西中学校
  • チーム名:最高に輝け!Best friends/ Smile Friends
  • 高野 宣子 教諭

 部活動のない本校の生徒たちにとって、大変貴重な経験となりました。このような機会を与えてくださったことに感謝しています。
 清修におまかせは、昨年度、関東大会で敗退した生徒たちでした。前回の悔しさを胸に全国大会進出、そして入賞を目標に練習を重ねてきました。
 入賞はできなかったけれど「感動をありがとう」この一言に尽きます。生徒たちは、この経験を通じて相手の立場に立って物事を考えられるようになりました。入賞して先生と一緒に壇上に上る。これが、生徒たちの原動力でした。全国大会で名前が呼ばれなかった時、生徒たちの目にはたくさんの涙がありました。「先生と壇上に上がれなかった。先生ごめんね。」そう言ってくれた生徒たちに、私は最優秀賞をあげたいです。
 白梅学園清修中学校の戦いは、ここで終わることはありません。関東大会で敗退してしまった後輩たちをまた来年度、全国大会に連れてきます。

  • 私立白梅学園清修中学校
  • チーム名:清修におまかせ!
  • 中澤 亜紀 教諭

 出番を終え、舞台裏から出てきた子どもたちの姿を、私は今でも忘れることができません。この舞台で踊れたことが嬉しくて、このクラスで一つのことを成し遂げて達成感で、多くの生徒が涙で顔をグチャグチャにしていたのです。
 どんなことでも、素直にひたむきに頑張ることのできる十中41期生。皆が一生懸命に取り組むことができるからこそ、ダンスに対しても、一人ひとりが様々な想いや考えを持っているはず。そんな思いから、数人のリーダーに任せっきりの練習雰囲気にもどかしさを感じ、「誰かに頼ってばかりじゃなくて、もっと自分で考えていきなさい」と厳しく伝えたこともありました。全員が本音でぶつかり合ってこそ、本来の自分たちを弾けさせられると信じていたからです。
 幾つもの困難を乗り越え、最後の練習は、これまでの垣根をとびこえ、お互いに指摘し、教え、高め合えたものとなりました。あっという間とは、このことかと思う程に30分間の練習が早く感じたのは、これまでで一番密度の濃い練習ができた証でしょう。このダンスを通して、また一歩大きく前進した子どもたちの未来が、今から楽しみでなりません。

  • 寝屋川市立第十中学校
  • チーム名:日本一より世界一より宇宙一のダンスをやりまshow!
  • 酒井 さやか 教諭

 8人だからできるダンス。一人一人が輝くダンスを目指しました。「By your side」の詞が、主役を務めた女子生徒の境遇と合うことから、彼女の成長と、彼女を温かく支える仲間を表現するのが、彼らのダンスだと思いました。規定パートが難しい分、バランスを考えて自由パートも難しくなりましたが、みんなで必死に練習しました。成長がテーマのダンスを通して家族のような8人が成長していき、これまで見たことのない迫力あるダンスを大会で披露することができました。最後の決めポーズが決まった瞬間、心底震えました。かつてダンスは苦手と言っていた子が笑顔で踊る姿、かっこつけることに抵抗のあった子がバッチリ決めている姿、すべてが記憶に残る素晴らしいダンスでした。苦手なことでも挑戦してみれば、道は開けるという信念をもつことができました。今後、自分らしさを一層磨き、輝きを増していく彼らの成長が楽しみです。

  • 音威子府村立音威子府中学校
  • チーム名:小さな村の妖精たち
  • 工藤 丈 教諭

 暗いのに眩しい
 星の光は彩り鮮やか
 島の夜空はまるで光のパレット
 ここでしか見ることのできない
 まばゆい ほしぞら
 どうしたの下なんか向いちゃって 
 前はもっと空を見てたのに ・・・? 島の夜空をみんなに見てもらいたい!… きっとその想いは伝わったはず

保護者のみなさま、徳之島のみなさま、応援してくださったみなさま、県大会並びに全国大会運営関係者のみなさまのおかげで、大興奮!大感激!の甘酸っぱい初体験ができました。
 ほしぞらちゃん達を大きな大きな舞台に立たせていただきありがとうございました。
おぼらだれん

  • 天城町立天城中学校
  • チーム名:ほしぞらパレット
  • 福永 博之 教諭

 何度も全国大会の舞台を踏まれているチームはそんなことはないかもわかりませんが、全国大会の舞台をしらない本校の生徒でしたので、ダンス担当者が大会への参加を提案し、そこから作品作り始めたその過程では、やややらされている感がありました。ですが、自分たちの作品が全国大会へ行けると決まってからは、もっとこんな風にしたい、まだまだできるといった積極性が見えてきて、練習にも熱が入りました。今回の全国大会の経験はとても有難く、生徒たちの一生の思い出となると思います。保護者もとても喜んでおられました。

  • 私立四天王寺学園中学校
  • チーム名:ハッチャケメンバーズ
  • 久保田 あけみ 教諭

 「また来年も東京で踊りたい。」、「体育の授業はずっとダンスですね。」と3学期の初めに、生徒たちが口々に言ってくれる姿に、やはり全国大会のすごさを感じました。積極的に活動することが苦手で、自分から進んで何かに取り組むことができなかった生徒たちが、すごく前向きになりました。全国大会の出場が決まって、「何で東京にいかなきゃいけないの」と思っていた生徒も何人かいました。でも、日に日に学級のまとまりを、生徒たちが自分たちで意識しはじめたのか、ダンスについての改善点を言い合ったり、友達の踊りへのアドバイスを始めたりしました。最後には、みんな笑顔で踊ろうという気持ちが、体全体で現れてくるほどになりました。本当に貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。生徒たちにとって、ただの思い出にとどまらず、次への一歩へと繋がっていくことを期待しています。

  • 出雲市立多伎中学校
  • チーム名:チーム Can Can
  • 園山 正人 教諭

 本大会を迎えるにあたって大切にしたことは、「表現力のさらなる向上」でした。昨年度は、全国大会出場は果たしたものの、全国常連校との圧倒的な表現力の差を感じました。そこから1年間、全国大会でのリベンジに向け、活動に取り組んできました。
 練習では、昨年全国大会を経験した3年生が中心となり、昼休みや放課後の時間を有効に活用し、踊り込みました。また、撮影した動画を全員で確認し、改善点を探求することで、一体感のあるキレのあるダンスを完成させることができました。
 全国大会では、他の学校に負けない迫力のある、最高のパフォーマンスを披露することができました。その結果、全国大会準優勝という結果を収めることができました。本大会を通し、一回り成長した生徒達の姿を見ることができ嬉しく思います。

  • 久万高原町立美川中学校
  • チーム名:TEAM 美川
  • 仙波 弘行 教諭

 「全国優勝」という、同じ目標を掲げる仲間と一緒に活動する中で、リーダーを中心にチーム一丸となって協力し、一人一人が精一杯練習する生徒の姿をたくさん見ることができました。その中には、ダンスが苦手でも、優しく教えてくれる仲間の思いに応えようという姿勢や、チームをまとめてくれるリーダーに付いていこうという思いなどがありました。仲間とのコミュニケーションによって、躍動感あふれるキレのあるダンスを創り上げることができました。うまく踊れなかったことや、動きをそろえることなどを乗り越え、全員が笑顔で踊れるようになりました。また、応援してくれた後輩や、教えてくださった先生方、支えてくれた保護者の方々、チームの仲間への感謝を、全国の舞台で表現することができました。リズムダンスを通して、経験したBreakの思いは、今後の糧となることと思います。このような機会を与えてくださいました関係者の方々に深く感謝申し上げます。

  • 白川町立白川中学校
  • チーム名:Break
  • 伊藤 駿 教諭

 これまで東中学校では3年生のみの予選大会出場でしたが、今年度は全学年でエントリーの意思が確認でき参加することになりました。その中で元気ある1年生、授業の中でリズムダンスふれあいコンクールに挑戦してみない?と最初のダンスの授業での問いかけに、男子はうーん、と悩みながらも女子のパワーに押され、やってみよう、おもしろそうと徐々に賛同者がふえ、気がつけば、授業や休み時間、行事などにも自主的に参加し表現するの楽しさを感じきれるようになっていました。
 その中、リーダーたちは動きを作り上げる難しさに悩んだり、テーマやイメージを言葉や表現で伝えきれないもどかしさであったり、クラスメイトとの関係に不安なども感じることもありました。
 そうしながらも周囲の支え保護者の激励もあり全国大会にはすばらしいダンスが完成しました。当日、出場間近に迫る中、緊張もありましたが体一杯で表現している姿にはたくましさを感じるほどでした。この大会通して、日々、互いをしっかり向き合うことの大切さ知り、当日では準備の大切さと度胸の必要性を改めて感じることができたと思います。次こそはの気持ちでまた、来年以降も飛躍に期待したいです。関係者の皆様、生徒たちに夢と希望を膨らませる発表の場を与えていただきありがとうございました。

  • 東村立東小中学校
  • チーム名:THIS IS HIGASHI
  • 中島 均 教諭

 今回、初めて大会に参加させていただきました。大会に参加することになったきっかけは、体育祭で行う学年演技を何にするか検討してた際に、本大会のニュースで報道されていたのを見たことです。
 既定の動きを夏休み前に学年全体で練習し、自由演技の部分は夏休みの課題としました。そして体育祭に向けて各クラスの実行委員がまとめました。練習時間が短かったのですが、協力して取り組むことで集団として成長していく姿を見ることができました。
 まさか全国大会に選出されるとは思っていなかったので、生徒も驚き、あわただしく準備をすることとなりました。41名という大人数で舞台の上で踊るために隊形を工夫することが非常に難しく、またインフルエンザの流行と重なったため十分な練習ができず、大会に参加できない生徒が出たことが心残りです。
 しかし大会本番では、素晴らしいダンスだけでなく様々な表現で自分たちの思いをアピールする姿を見ることができ、非常に有意義な経験となりました。
 このような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

  • 神戸大学附属中等教育学校
  • チーム名:Hig-Cheese
  • 大谷 麻子 教諭

 優勝校が発表され、大島中が呼ばれなかった瞬間…互いの手を握り締めたまま、涙があふれだす彼らを見て、悔しさ以上に、この子達と精一杯、誠実に取り組んできて本当に良かったという思いが溢れました。7名の3年生を中心に、目指すダンスを創り上げる過程は、6年間で最も主体的でした。そんな先輩の背中を追う後輩たちは、教えを待つのではなく、自ら質問するなど、今までにない成長を見せてくれました。大会の夜にそれぞれが綴った振り返りを、全校生徒と職員で共有しました。学年内、学年間で仲間の良さや成長に気づき、互いの存在の大切さを改めて実感することができました。入賞し続けることで得られるものは、確かに多かったですが、入賞を逃した今回の結果だからこそ、気づけたこと、得られたものも大きかったです。22名の子ども達を誇りに思います。また、このような機会を与えてくださった先生方、保護者の皆様、地域の皆様に感謝いたします。

  • 平戸市立大島中学校
  • チーム名:Team大島22
  • 村井 能子 教諭

 コンクール出場を通して、何よりも認め合い・助け合いが多くみられたことが一番の収穫でした。クラス単位での出場だったため、中にはダンスが苦手な生徒もいました。しかし、同じ目標のもと一つの作品をつくりあげていく過程では、自分だけでは済まされない課題が多く出てきました。そのため、練習段階から多くの助け合いが見られるようになりました。その雰囲気は、コンクール後も学校生活で生かされており、集団としての力に磨きがかかりました。
 また、個人としては自己表現が上手になり、クラスの雰囲気が明るくなりました。性格上、引っ込み思案やうまく自分を表現できない生徒も中にはいました。そんな生徒もダンスを通して、全身で感情を表現することや、意志を相手に伝えること、自分を見てもらうことなどを学び、集団の中で自分のポジションをしっかり確立できるようになりました。

  • 福岡市立百道中学校
  • チーム名:2年1組 安部ンジャーズ
  • 辻田 基紀 教諭

 今年度より文化祭でダンスコンテストをやることになり、校内入賞チームには「全国大会出場に向けたDVD審査権プレゼント」という企画でスタートしました。2年生次にクラス代えがあるため、1年5組での思い出の1ページに赤坂BLITZで全国デビューだ!生徒は一致団結して練習に取り組みました。プロジェクトチームを中心に、7時間という限られた体育授業の中、子ども達の力だけでダンスを創り上げました。見事校内で入賞し、さらには全国大会への切符をいただくことができました。そして「僕たちのダンスで赤坂サカスをワカス!」をスローガンに、ダンスの動きだけでなく表情豊かに踊れるよう練習を積み重ねてきました。赤坂BLITZでのダンスは、今までで一番の笑顔とキレキレのダンスで会場をワカスことができました。SASAKKY’Sの輝く姿が本当にまぶしかったです。応援してくださった皆様には、本当に感謝です。ありがとうございました。

  • 上田市立第五中学校
  • チーム名:SASAKKY'S
  • 佐々木 優 教諭

 今回は『ラグビー』での挑戦になりました。4年前から出場している大会ですが、『飯能西中らしいダンス』を届けたいという思いが子どもたちの中で強く、授業の中で試行錯誤しながら演出ありきのダンスを考えてきました。丁度、TBSでも『ノーサイドゲーム』が放送され、W杯も大盛り上がりで、うちのチームにとってはとてもラッキーでした。関東大会で何とか審査員特別賞をいただき、全国大会でもレベルの高さに圧倒されながらも自分たちらしいダンスを届けることができ審査員特別賞をいただきました。授業確保、行事精査と教育活動が狭まる現代に、このような体験をさせていただけるのはとても貴重な事だと感じています。大会を終えた子どもたちの成長も普段の学校生活では得られないものです。大会運営のスタッフをはじめとする関係者の皆様には心より感謝申し上げます。そして今後も大会が末永く続くことを祈っております。本当にありがとうございました。

  • 飯能市立飯能西中学校
  • チーム名:飯能西中アストロズ
  • 有元 皆歩 教諭

 今年のIMAI☆コベッツは、「ダンスを思いきり楽しむ!」ことがテーマでした。練習時から、難しく速いテンポの振り付けも、笑顔で取り組むことができました。本番は、一人ひとりが一生懸命踊り、また、ダンスの楽しさを感じながら踊ることもできました。さらに、今大会に出場させていただき、強く感じたことは、会場の皆さんの温かさでした。踊り切った達成感と他のチームの仲間を称える気持ちが混ざり、とても一体感のある空間でした。そのように熱い気持ちを持ったたくさんのダンス仲間と関われたことは、私たち教員にとっても生徒たちにとっても忘れられないものとなりました。また、楽しく素敵な時間とダンスを楽しむ仲間に出会えたことをこれからも大切にしていきたいです。ありがとうございました。

  • 川崎市立今井中学校
  • チーム名:IMAI☆コベッツ
  • 原岡 千尋 教諭
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